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【おすすめオリンピックバーベルセット】実際に使用しているONIシャフト&GLFITプレートなどの紹介
本格的なホームジムを作るために、どうしても揃えたくなるのが通称「オリシャ」と呼ばれる「オリンピックバーベルセット」=「オリンピックシャフト」と「オリンピックプレート」です。 バーベルの規格の種類を解説するとともに、筆者の運営するジムで実際に使用しているオリンピックバーベルセット(ONIシャフト+GLFITプレート)やその他のおすすめメーカー製セットをご紹介します。 ■バーベルって何?バーベルとはウエイトリフティングやパワーリフティングの競技で用いられる「重り」のことで、バーの部分であるシャフトとウエイトの部分であるプレートに分けられます。そして、シャフトに任意のプレートをセットすることで自由に重さを変えることが可能です。 ■バーベルの構造●バーはシャフトとスリーブで構成されるこちらが、バーベルのバーに当る部分ですが、両端の重りを取り付ける部分である「スリーブ」と手で握る部分である「シャフト」から構成されています。 ONI パワーリフティングバー オリンピックシャフト こちらがスリーブ部分の拡大画像です。 ●シャフトにプレートをつけるGLFIT カラーラバープレート 20kg-1.25kg バーベルの「スリーブ」に取りつけるウエイトが「プレート」と呼ばれるもので、鉄に塗装をしたアイアンプレートとラバーコーティングがされたラバープレートとがあります。 また、プレートの重さは、1.25kg・2.50kg・5.0kg・10.0kg・15.0kg・20.0kg・25.0kgが一般的で、実際に使用する時は左右のスリーブに同じものを装着しますので、2.5kgきざみでバーベルの重量が設定されます。 ※このほかにも、0.5kgや7.5kgといったサイズもあります。 なお、筆者のジムで実際に使用しているGLFITプレートには1.25kg・2.50kg・5.0kg・10.0kg・15.0kg・20.0kgのほか、下記写真のような0.25kgと0.5kgのミニプレートもあり、シビアな重量調整に非常に便利です。 GLFIT カラープレート 0.5kg 0.25kg 紫のプレートが0.5kg、ピンクのプレートが0.25kgです。 ●プレートをカラーでとめる万が一、挙上の途中でバーベルが傾いてしまってもプレートが落下しないように防ぐための部品が「カラー」と呼ばれる留め具です。これには多くの種類があり、クリップ式の簡易的なものから、写真のような競技用にウエイトの一部として計算される2.5kgに作られたものまであります。 プラスチックバーベルカラー 50mm用 グリーン なお、筆者のジムでは、こちらのプラスティック製ワンタッチカラーを使用しており、素早いプレートの固定が可能なためたいへん重宝しています。なお、重量は140gですが、トレーニング時には重量としては換算していません。 ■バーベルの種類とは?バーベルにはプレートを取りつける部分であるスリーブがありますが、これには2種類の太さがあります。一つは直径50mmのもので、五輪競技のウエイトリフティングに用いられることから「オリンピックシャフト」と呼ばれています。また、パワーリフティング競技においても同様のシャフトが用いられます。 もう一つの種類は直径28mmのもので、主に小規模なジムやホームジムで使用されています。 50mmシャフトはスリーブが回転式となっており、バーベルの挙上動作がスムーズなのがメリットですが、価格が高いというデメリットがあります。 28mmシャフトはスリーブはただのバーになっているためプレートが回転せず、バーベルの挙上にやや引っ掛かりを感じるデメリットがある反面、オリンピックシャフト・プレートに比べて約半分以下の費用で揃えることができます。 ■おすすめバーベルセット国内で一般的に入手できるバーベルには以下のようなメーカー製のものがあります。...
【おすすめオリンピックバーベルセット】実際に使用しているONIシャフト&GLFITプレートなどの紹介
本格的なホームジムを作るために、どうしても揃えたくなるのが通称「オリシャ」と呼ばれる「オリンピックバーベルセット」=「オリンピックシャフト」と「オリンピックプレート」です。 バーベルの規格の種類...

【当ジムおすすめダンベルセットと種類】何キロを買えばいい?男性なら60kg女性なら20kg
よくある質問が「自宅筋トレに何キロのダンベルを買ったらいいですか?」というものがあります。結論とおすすめの種類を先に言えば、男性ならラバーダンベルの60kgセット、女性なら20kgのアーミーダンベルとお答えしています。 また、自宅で男女兼用で使うのであれば、最新のアジャスタブルダンベルもチョイスの一つと言えるでしょう。 本記事では、ダンベルの種類を解説するとともに、実際に筆者の運営するジムで使用している各種のダンベルセットをご紹介します。 ■ダンベルの構造一般的なダンベル(スピンロック式)は下記のパーツから構成されています。 ○シャフト:ダンベルのバーのなかで握る部分 ○スリーブ:ダンベルのばーのなかでウエイトをつける部分 ○プレート:ダンベルに取り付けるウエイト ○カラー:プレートを固定するクリップ なお、ダンベルにはカラーの直径が50mmのタイプと28mmのタイプがあり、家庭用としては28mmタイプが主流です。 ■ダンベルの種類●アイアンダンベル 画像引用:Amazon アイアンダンベルは鉄を塗装して表面仕上げをしたタイプで、もっともリーズナブルなのが特徴ですが、錆が出たりぶつかると家具・床を傷つけやすいデメリットもあります。 ●クロームダンベル 画像引用:Amazon クロームダンベルは表面がクロームメッキされたタイプで、外観がよく部屋のインテリア性をそこないません。ぶつけると床や家具を傷つけやすく、また、やや高価なことがデメリットです。 ●ラバーダンベル 画像引用:Amazon ラバーダンベルはアイアンダンベルにラバーカバーをつけたタイプで、ぶつけても床や下部を傷つけにくく、錆で汚れることもありません。新品を使い始めの一ヶ月ほどはラバー臭が気になる場合があります。 ●アーミーダンベル 画像引用:Amazon アーミダンベルは表面がプラスチックコートされたタイプで、床や家具に傷をつけにくく、また錆が出ることもありません。20kgを超える重量に設定できないのがデメリットです。 ●可変式アジャスタブルダンベル 画像引用:Amazon 近年、急速に人気が高まってきているのが、ダイヤルワンタッチで重量変更が可能な可変式アジャスタブルダンベルです。 ■男性ならラバーダンベル60kgセット●ダンベルデッドリフトの使用重量を想定する男性におすすめのダンベルの種類は、細かく重量設定が変えられる、ウエイト差し替え式ダンベルのなかでも、プレートがゴムラバーでカバーされたものです。 もっともリーズナブルなのは、鉄がむきだしのアイアンダンベルですが、実際、「置くだけで床に傷がつく」と言えます。ですので、ラバーカバーつきのタイプが自宅筋トレには必須です。 できれば、5mm以上の厚みのあるトレーニングマットも揃えたいですね。 また、重量ですが、自宅ダンベル筋トレで最も重い重量が必要になる種目がダンベルデッドリフトです。ダンベルデッドリフトは、厚みのある背中をつくるのに欠かせない種目ですので、本種目をしっかり行うことを想定すると、片側30kgの60kgセットが必要になってきます。 初心者の方は、どうしてもダンベルプレス(大胸筋)やダンベルカール(上腕二頭筋)といった、鏡で視認できるミラーマッスルを優先して考えてしまいますが、筋トレにおいて逆三角形体型をつくる重要部位は背筋群です。 片側20kgの40kgセットのダンベルでは、高重量が必要な背筋群はしっかり鍛えられませんので、注意してください。...
【当ジムおすすめダンベルセットと種類】何キロを買えばいい?男性なら60kg女性なら20kg
よくある質問が「自宅筋トレに何キロのダンベルを買ったらいいですか?」というものがあります。結論とおすすめの種類を先に言えば、男性ならラバーダンベルの60kgセット、女性なら20kgのアーミーダン...

【インクラインベンチ】各筋トレ方法(ダンベル・バーベル・マシン)とおすすめのベンチを紹介
インクラインベンチの傾斜を活用したトレーニング種目は数多くあり、大胸筋・背筋群をはじめ上腕トレーニングにも利用されています。そのような「インクライン種目」を各筋肉部位ごとに解説するとともに、おすすめのインクラインベンチもご紹介します。 ■大胸筋のインクライン種目●インクラインベンチプレス大胸筋のインクライン種目の代表とも言えるのがインクラインベンチプレスで、大胸筋上部に効果的です。もっとも大切なことは、セット終盤になって苦しくなってもブリッジを強めたり腰を浮かさないことです。これらのチートを行うと、挙上軌道が通常のベンチプレスと変わらない方向になるので気をつけてください。 ●インクラインスミスマシンプレスほぼインクラインベンチプレスと同様の筋トレですが、スミスマシンを使うとバーのブレをマシンが支えてくれるので、ウエイトを挙上することに集中できます。 ●インクラインダンベルプレスバーベルのかわりにダンベルを使うと、負荷重量は下がりますが、その分、可動範囲が広がるので大胸筋を最大伸展・最大収縮させることが可能です。また、深い位置での動作で小胸筋も鍛えることができます。 ●インクラインダンベルフライ大胸筋上部のなかでも、大胸筋上部内側に有効な種目がダンベルフライです。フィニッシュポジションでダンベル同士を押し当て、さらに一押しすると筋肉が最大収縮し効果が高まります。 ■背筋群のインクライン種目●インクラインバーベルローイング僧帽筋と広背筋中央部に効果的なニーベントローを、自立するかわりにインクラインベンチを使って行うのがインクラインバーベルローイングです。自重をベンチにあずけられるので、ウエイトの挙上に集中でき高重量を扱えるというメリットがあります。このほかにも、腰に不安のある場合にも有効なトレーニング方法です。 ●インクラインダンベルローイングバーベルのかわりにダンベルを使って行うのがインクラインダンベルローイングです。最大のメリットはバーベルと違いベンチ裏面にシャフトが干渉しないので可動域が大幅に広がり、背筋群を最大収縮させることができることです。 ■上腕二頭筋のインクライン種目●インクラインダンベルカールインクラインベンチを使ってダンベルカールを行うと、肘の位置が通常のダンベルカールより後方(体軸より背面より)になり、ドラッグカールのような状態でトレーニングを行うことができます。これにより、上腕二頭筋が最大収縮するようになります。 ■上腕三頭筋のインクライン種目●インクラインフレンチプレスインクラインベンチでフレンチプレスを行うと、フラットベンチに比べて大胸筋や広背筋でのチーティング(プルオーバーのような動作)が行いにくいので、よりストリクトに上腕三頭筋を追い込むことができます。 ●インクラインプレスダウンケーブルプレスダウンは通常のスタイルだと前傾姿勢での無意識なチーティングが発生しやすいのですが、このようにインクラインベンチを使って行うと、一切の反動やチートが使えないのでストリクトに上腕三頭筋を鍛えることが可能です。 ■おすすめのインクラインベンチ●各種種目におすすめのタイプ ファイティングロード (FIGHTINGROAD) フラットインクラインベンチ-TRUST 各種のインクライン種目全般におすすめのインクラインベンチがこちらのタイプです。各パイプに1.5mm厚の材料が使用されているため、高重量でのトレーニングにも安心の安定感です。 ●インクラインベンチプレスにおすすめのタイプ BODYCRAFT(ボディクラフト) フラットインクラインベンチ F603 II ほとんどのインクラインベンチはフラットベンチに比べて地上高が高く設計されているので、ベンチプレスのフラットベンチとして使用する際には足の踏ん張りが効かず最大のパフォーマンスでトレーニングをすることができません。こちらのインクラインベンチはフラットベンチと同じ高さなのでベンチプレスには適しています。ただし、他のインクライン種目では高さが低く、若干動作がやりにくくなります。 ▼さらにインクラインベンチを見る【おすすめインクラインベンチ】国内主要メーカの比較一覧カタログ
【インクラインベンチ】各筋トレ方法(ダンベル・バーベル・マシン)とおすすめのベンチを紹介
インクラインベンチの傾斜を活用したトレーニング種目は数多くあり、大胸筋・背筋群をはじめ上腕トレーニングにも利用されています。そのような「インクライン種目」を各筋肉部位ごとに解説するとともに、おす...

【当ジムおすすめの腹筋ローラーと使い方】下腹部や背筋や腕にも効果あり|最新機種もご紹介
かつて一世を風靡した腹筋ローラーは、今や腹筋トレーニングに欠かせない筋トレグッズとしてすっかり定着しました。また、腹筋ローラは正しい使い方をすれば、腹筋だけでなく背筋や腕にも効果があります。その主なトレーニング方法と、腹筋ローラーの選び方やおすすめ機種や最新機種をご紹介します。 画像提供:ActiveWinner ■腹筋ローラーが効果のある筋肉部位●腹筋群腹筋ローラーは四層構造の腹筋群全てに効果があります。腹筋群は表層から腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋という階層構造になっていますが、腹筋ローラーはそのなかでも腹直筋に特に効果があります。 ●長背筋群や上腕三頭筋 また、このほかにも二次的に、腹筋群の拮抗筋である腰周辺の筋肉=長背筋群(最長筋・脊柱起立背筋・多裂筋など)や上腕三頭筋にも効果があり、腹回りや腰周りが引き締まるだけでなく、二の腕の引きしめ効果もあります。 ■腹筋ローラーは毎日やってもいいのか一般的に筋肉は鍛えたら48時間~72時間の超回復時間が必要となり、超回復前に再度筋肉に刺激や負荷を与えることは避けるべきです。しかしながら、腹筋群・前腕筋群・下腿三頭筋(ふくらはぎ)に関しては、その筋肉の組成が一般的な筋肉とは異なるため、24時間の超回復期間で再度のトレーニングが可能です。 ただし、腹筋群の拮抗筋である腰の筋肉=長背筋群は超回復期間が長い筋肉なので、毎日腹筋ローラーを行うと腰痛になるおそれもあります。このため、腰の様子を考慮しながら、一日おき程度の頻度で行うのがおすすめです。 ■腹筋ローラーの使い方初級編:膝コロ腹筋ローラーがはじめての方や、体力に自信のない方におすすめなのが、この動画のように膝をついて行う「通称・膝コロ」です。 体力・筋力に自信がある方も、腹筋ローラーを初めて行うときは膝コロをおすすめします。腹筋ローラーは慣れるまで予想外に勢いよく転がるので注意が必要です。 膝コロが20~30回できるようになったら、次のステップへ進みましょう。 ■腹筋ローラーの使い方中級編:立ちコロ膝コロが問題なくできるようになった、腹筋ローラー中級者におすすめなのが、こちらの動画のような「立ちコロ」です。 まずは、動作が安定する足を肩幅程度に広げたフォームで行っていき、慣れてきたら足を閉じていきましょう。 足を閉じたフォームは、腹直筋だけでなく外腹斜筋や内腹斜筋にも効果があります。 1セットの回数は20~30回が目安です。 ■腹筋ローラーの使い方中級編:捻りコロ腹筋ローラー中級者の方に、立ちコロとあわせて行っていただきたいのが、こちらの動画のような外腹斜筋・内腹斜筋をターゲットにした「捻りコロ」です。 1セットの回数は20~30回が目安です。 ■腹筋ローラーの使い方上級編動画サイトに腹筋ローラー上級者むけのやり方が紹介されていたので、こちらに動画を貼っておきます。 ぜひ、チャレンジしてください。 ■おすすめ&最新腹筋ローラー●アクティブウィナー筆者の運営するジムでも使用しているのが、こちらのアクティブウィナー社製の腹筋ローラーです。通常のタイプよりも一回り直径が短く、また二輪タイプで安定していますので、筋トレ初心者や女性にも使いやすくて好評です。 ▼試用レポート【エクササイズ腹筋ローラー試用レポート】ActiveWinner(アクティブウィナー)社の製品をジム備品として購入・採用 ●アディダス adidas(アディダス) hardware アブホイール adac-11404-1 画像引用:Amazon 様々な使い方に対応できておすすめなのが、こちらの一輪タイプのアディダス腹筋ローラーです。一輪タイプは左右方向に対する安定性がないため、動作を自身の筋力で支える必要があるので、外腹斜筋や内腹斜筋にも効果が高くなります。 また、腹筋ローラーは軸部分に高い負荷が高頻度でかかるので、こちらのようなスポーツブランド製のものが耐久性を考えるとおすすめです。 ●アイロテック IROTEC(アイロテック)...
【当ジムおすすめの腹筋ローラーと使い方】下腹部や背筋や腕にも効果あり|最新機種もご紹介
かつて一世を風靡した腹筋ローラーは、今や腹筋トレーニングに欠かせない筋トレグッズとしてすっかり定着しました。また、腹筋ローラは正しい使い方をすれば、腹筋だけでなく背筋や腕にも効果があります。その...

【ダンベルの種類と重さの決め方】男女それぞれにおすすめのタイプと筋肉部位別の鍛え方
ダンベルトレーニングの特徴を他のトレーニング方法(自重・バーベル・マシン)と比較するとともに、筋トレ目的別に適切な重さの決め方、筋肉部位別の具体的なトレーニングメニュー方法を解説します。 あわせて、男性・女性それぞれにおすすめのダンベルのタイプと重量セットもご紹介します。 なお、初心者の方の自宅でのダンベルを使った全身の筋トレメニューについては下記の記事をご参照ください。 ▼男性向けプログラム【ダンベル筋トレメニュー】自宅で筋肥大する一週間の初心者むけプログラム ▼女性向けプログラム女性のダンベルダイエット筋トレメニュー|効率的に痩せる一週間のプログラム例 ■ダンベルの構造一般的なダンベルは下記のパーツから構成されています。 ○シャフト:ダンベルのバーのなかで握る部分○スリーブ:ダンベルのばーのなかでウエイトをつける部分○プレート:ダンベルに取り付けるウエイト○カラー:プレートを固定するクリップ なお、ダンベルにはカラーの直径が50mmのタイプと28mmのタイプがあり、家庭用としては28mmタイプが主流です。 ■ダンベルトレーニングの特徴●自重筋トレにはない単関節種目があるまず、自重トレーニングとダンベルトレーニングを比較した場合、自重トレーニングには複数の関節と筋肉を同時に鍛える複合関節種目(コンパウンド種目)しかないので、筋肉部位を個別にトレーニングするのが困難です。 その点、ダンベルトレーニングには複合関節種目だけでなく、単一の関節と筋肉だけを鍛えられる単関節種目(アイソレーション種目)があります。これが、自重トレーニングと比較した場合のダンベル筋トレの大きな利点・長所です。 ●バーベル筋トレより可動範囲が広い次に、同じフリーウエイトトレーニングであるバーベル筋トレと比較します。この二つの筋トレ方法には、ベンチプレスとダンベルプレスなど非常に似通った種目がありますが、ほぼ全ての類似種目でダンベルトレーニングの方が広い可動範囲を持っています。 可動範囲が広いということは、鍛える対象となる筋肉が最大伸展・最大収縮をするということであり、より効率的に筋肉を刺激することが可能です。 ●マシン筋トレと違い体幹が鍛えられる最後にマシントレーニングとダンベルトレーニングを比較します。ケーブルマシンなど一部を除いたマシンのほとんどは、その動作の軌道がレール等で固定されています。 このため、ウエイトのブレを支える必要がなく、結果としてマシントレーニングでは体幹インナーマッスルが鍛えにくくなります。この点、ダンベルトレーニングではマシントレーニングはもちろん、バーベルトレーニングよりもウエイトのブレを自分自身で止める必要があり、結果として体幹インナーマッスルが強化されるというメリットがあります。 ■筋肉部位別のダンベルトレーニングここからは、全身の筋肉部位を上半身の押す筋肉(大胸筋・三角筋・上腕三頭筋)、上半身の引く筋肉(背筋群・上腕二頭筋)、体幹の筋肉(腹筋群)、下半身の筋肉(大腿四頭筋・ハムストリングス)に分け、それぞれの具体的なダンベルトレーニングをご紹介していきます。 各筋肉部位別のトレーニングメニューは、それぞれにリンクした個別記事をご参照ください。 ●大胸筋のダンベル筋トレメニュー【大胸筋のダンベルトレーニング】上部・下部・内側それぞれの鍛え方 ●背筋群のダンベル筋トレメニュー【背筋のダンベルトレーニング】背中の筋肉=広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋の鍛え方を詳しく解説 ●三角筋のダンベル筋トレメニュー【三角筋のダンベルトレーニング】肩の前部・中部・後部の鍛え方 ●上腕三頭筋のダンベル筋トレメニュー【上腕三頭筋のダンベル筋トレ方法】各種プレス系種目とエクステンション系種目の解説 ●上腕二頭筋のダンベル筋トレメニュー【上腕二頭筋の特殊筋トレ】長頭と短頭を回旋式ダンベルカールで個別に鍛える方法 ●腹筋群のダンベル筋トレメニュー【ダンベル腹筋トレーニング】自宅で腹筋を割る最短期間の筋トレ ●下半身のダンベル筋トレメニュー【下半身のダンベルトレーニング】自宅でできる筋トレ方法を解説 ■おすすめのダンベル●ダンベルの種類・アイアンダンベル 画像引用:Amazon アイアンダンベルは鉄を塗装して表面仕上げをしたタイプで、もっともリーズナブルなのが特徴ですが、錆が出たりぶつかると家具・床を傷つけやすいデメリットもあります。 ・クロームダンベル 画像引用:Amazon クロームダンベルは表面がクロームメッキされたタイプで、外観がよく部屋のインテリア性をそこないません。ぶつけると床や家具を傷つけやすく、また、やや高価なことがデメリットです。 ・ラバーダンベル...
【ダンベルの種類と重さの決め方】男女それぞれにおすすめのタイプと筋肉部位別の鍛え方
ダンベルトレーニングの特徴を他のトレーニング方法(自重・バーベル・マシン)と比較するとともに、筋トレ目的別に適切な重さの決め方、筋肉部位別の具体的なトレーニングメニュー方法を解説します。 あわせ...

【ダイエット器具の試用レポート】家庭用有酸素運動器具の使用感
話題のダイエット器具・グッズ・マシンのなかでも、通販サイトのトップランキングのものを厳選し、実際に入手・試用しましたので、その感想をご紹介します。 あわせて、それぞれの器具・グッズ類について、ジムトレーナーおよび生物学学芸員の立場から、スポーツ科学的に考察・解説したいと思います。 ■ダイエット器具の選別方法●「ダイエット 器具」で上位表示される器具を厳選今回、ご紹介するダイエット器具の選別方法ですが、選別に偏りがないように、大手通販サイトの検索枠で「ダイエット 器具」というキーワードで上位表示されるものを選別しました(2020年最新版)。なお、類似の器具類に関しては、より上位に表示されるものを代表例として、実際に入手して試用するとともに、それぞれの体験レポートをまとめてあります。 それでは、さっそく本題に入っていきたいと思います。 ■ダイエットの基本は消費カロリーの把握からダイエットの基本中の基本となるのは、「自分が1日にどれだけ歩いてどれだけカロリーを消費しているか」ということを把握することです。 1日の消費カロリーのうち「基礎代謝カロリー」は性別・年齢・身長・体重でおおよその基準は推測できますが、「運動カロリー」については、デスクワークなのか立ち仕事なのか、また1日に仕事や通勤などでどれくらい歩くか(動くか)、ということで全く数値は違います。 そこで、おすすめなのが筆者も愛用しているフィットネスウォッチです。睡眠中から仕事中からプライベートタイムまで、24時間心拍数と歩数をモニターし、リアルタイムでカロリーの消費量を知らせてくれます。 また、登録した個人プロフィール(年齢・性別・身長・体重)から算出した理想的な1日の歩数と運動カロリー、一週間のエクササイズ量などを提案してくれ、とても便利です。 自分自身のカロリー消費量を知らずにダイエットに臨むのは、ある意味、やみくもなダイエットとも言えます。おすすめのフィットネスウォッチ(心拍数計&カロリー計算機)については、下記の記事でくわしくご紹介していますので、是非ご参照ください。 ▼関連記事【スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ】3FITNESSの実際の使用感と個人的口コミ評価 ■スクワットマジック●ダイエット系スクワットにおすすめの補助器具画像引用:Amazon ダイエット系自重スクワットは、筋肥大せずに引き締まる特性のある遅筋繊維をターゲットにするために「20回以上の反復回数」でトレーニングをする必要がありますが、女性や体力に自身のない方には、この回数はかなり厳しいものです。 そのような場合に有効なのが、こちらのスクワットマジックです。 スクワットはとても高い効果のあるダイエット運動ですが、その分、動作強度も高く継続するのが大変な種目です。スクワットマジックは、スクワット動作で一番辛い膝が90度になるスティッキングポイントで適切な補助をしてくれます。 実際に筆者の運営するジムでダイエットスクワットに取り組む女性会員の方々にも好評です。 詳しくは、下記の記事に試用レポートをまとめていますので、ご参照ください。 ▼関連記事【スクワットマジック】実際に使用した感想と個人的口コミ評価|レベル別の使い方も解説 ■ながらウォーク●テレビを観ながら手軽に腹筋群と腸腰筋群が鍛えられるCMで話題のお手軽ながらダイエット器具が、こちらのながらウォークです。テレビを観ながら前後左右に緩やかに動作をすることで、腹筋下部や腸腰筋群・内転筋群に刺激を与えられます。 腸腰筋群や内転筋群は、骨盤と大腿骨をつなぐ股関節周辺インナーマッスルで、運動をしなければ加齢とともに柔軟性が失われ、結果として下腹部や内ももに脂肪が蓄積される原因にもなると言われています。 ●実際にながらウォークを使用中なお、こちらのダイエット器具に関しましても、実際に入手して試用してみました。筋トレ効果ではなく、骨盤周辺のインナーマッスルを刺激し、骨盤状態を正常に保つためには効果があると感じました。現在、筆者の家族が使用中です。 ▼関連記事【ながらウォーク】テレビを観ながらお手軽ダイエット器具の実際の使用感と口コミ評価 ■ワンダーコアツイスト●腹筋運動が苦手でも腹直筋・腹斜筋を鍛えられるこちらも、最近話題のダイエット腹筋マシンのワンダーコアツイストです。従来のワンダーコアスマートの座椅子部分が回転するように進化しており、直線的な腹筋運動で腹直筋を鍛えるだけでなく、回旋運動を行うことで内腹斜筋・外腹斜筋も鍛えられ、腹部の引き締め&くびれ作りが同時に狙えるようになっています。 なお、こちらがメーカー公式のワンダーコアツイストの使い方解説動画になりますので、ご覧ください。 ●実際にワンダーコアツイストを使ってみたまた、こちらの器具に関しても、実際に入手して試用しました。本体背もたれに内蔵されたバネ(強さ調整機能付き)が、腹筋運動の筋力補助をしてくれるので、腹筋運動が苦手な方でも気軽に腹筋を鍛えることが可能です。また、ツイスト機能もあるので、腹斜筋にたいしてもかなり良い効果を感じました。 ▼関連記事【ワンダーコアツイスト】実際に試用した使い方・感想・効果とスマートとの違いを解説 ■腹筋ローラー●少ししんどいけれども効果は確実画像提供:ActiveWinner 慣れるまで、少し動作は大変ですが、お腹周りのダイエット効果が確実に得られるのが「腹筋ローラー」です。腹筋ローラーには、さまざまなタイプがありますが、筆者の運営するジムでも女性会員向けに採用している下記の腹筋ローラーは、「二輪タイプで安定している」「車輪直径が短くぶれない」という二点で女性や初心者にもおすすめです。 こちらは、具体的な腹筋ローラーの使い方の動画ですので、どうぞご参照ください。...
【ダイエット器具の試用レポート】家庭用有酸素運動器具の使用感
話題のダイエット器具・グッズ・マシンのなかでも、通販サイトのトップランキングのものを厳選し、実際に入手・試用しましたので、その感想をご紹介します。 あわせて、それぞれの器具・グッズ類について、ジ...