IRONHOLD PRO 海外レビュアーの翻訳

IRONHOLD PRO 海外レビュアーの翻訳

アメリカのウィリアムズ氏によるアイアンホールドプロのレビュー動画の翻訳です。

※アイアンホールドプロに関する部分を抽出し、AIの翻訳をベースに一部修正を加えております。

3:03〜4:00(今日のメニューとシューズの紹介)

さて、今日はDay 3。Day 2は昨日、日曜日にクローズグリップ・ベンチだった。

今日やるのは、セカンダリースクワット、セカンダリーデッドリフト、そしてターシャリーベンチ、つまり3種目全部だ。

それにぴったりなのが、今日レビューするこのシューズなんだ。

えーと、名前をちゃんと確認すると…

うん、「IRONHOLD PRO(アイアンホールドプロ)」シューズ。これが今回提供されたやつ。

送ってくれたのは Max Barbell(マックスバーベル) っていう会社で、あの「Salad(サラッド)」シューズとか、サイトではHyper V(ハイパーV)も買えるところなんだ。

送ってくれたのはオーナーの Joseph(ジョセフ) さん。感謝!

で、なぜこのシューズを送ってくれたかというと、みんなも知ってる通り、僕はいろんなリフティングシューズをレビューしてるからなんだ。

この後ろにもいっぱいNIKEの「Romaleos」とか置いてあるし、見えないけど下の棚にもいろんなシューズがある。

4:00〜5:04(開封と製品の背景情報)

で、みんなも知ってる通り、僕はスポンサー契約してるわけじゃないから、全部客観的にレビューしてるんだよね。

お金をもらってるわけじゃない。ただ、ギアが好きで、みんなの目標や予算に合ったパワーリフティング機材を紹介するのが好きなんだ。

というわけで、今から開封してみようと思う。

箱からは取り出したけど、中のパッケージはまだ開けてないんだ。

ジョセフにも、「最初のリアクションは全部リアルで撮りたい」って言っておいたからね。

じゃあ開けてみよう。

(開封中)

なるほど。見た目はこんな感じ。

ちょっとカメラがピント合わないけど、まぁ見えるよね。

これはソール(靴底)部分。で、僕が理解してる限りだと、このシューズは 3種目すべて(スクワット・ベンチ・デッドリフト)用に設計された「3-in-1」シューズ なんだって。

5:04〜6:01(製造背景とブランド情報)

で、僕が理解している限り、このシューズは Max Barbell という会社を通じて購入できる。

アメリカやヨーロッパに住んでる人はそこから買えるんだけど、実際にこのシューズを製造しているのは 日本 なんだ。

製造は ONI(鬼) というブランドと、あともう一つ――名前ちょっと正確に確認しよう。

うん、JIRIKI(ジリキ) っていうブランド(たぶん発音は間違ってるかも)とのコラボなんだって。

このノートはジョセフから送られてきた内容なんだけど、

「日本製で、精密かつ高品質な作りが特徴。それは日本の製造技術でしか実現できない」って書いてあった。

これは Hyper V ブランドの人たちの言葉でもある。

ちなみに Hyper V は「Tabi 1000(足袋1000)」っていう、ベンチプレス用としてよく使われてるシューズも出してるんだ。

僕もあれをベンチプレスで使ってるのを知ってる人も多いと思う。

ただ、Hyper V シューズは「日本のブランド」ではあるけど、製造は中国 が多い。

でも、この IRONHOLD PROは違う。実際に日本で作られている っていうのが大きなポイント。

6:01〜7:03(価格・ターゲット・製品特徴の概要)

このシューズは、価格重視の人向けではない。

むしろ、競技者向け――つまり「勝つためのシューズ」を求めているパワーリフターに向けて作られてる。

ONIのウェブサイトでは、3万3000円(約225ドル)で販売されていて、海外向けには245ドルくらいが想定されているらしい。

価格が高くなる理由は、さっき言ったように「中国製」じゃなくて日本製っていうところ。

日本での製造は労働コストも高いし、生産量にも限りがある。

だから、たとえ需要が高くても、売れる数には限界があるってこと。

アメリカやヨーロッパでの最終的な価格はまだ決まってないけど、おそらく200ドル前後になるとのこと。

それがこの「IRONHOLD PRO」

それとは別に、「JIRIKI」っていう Hyper V の子会社ブランドも、ONIとの共同ブランドではないバージョンのシューズを出している。※(JIRIKIは、子会社ではなく、日進ゴム株式会社が展開するブランドのうちの一つです。)

そっちは素材がちょっと違ってて、価格も165〜180ドルくらいになるみたい。

7:03〜8:00(ソール構造と使用推奨・アウトソールの詳細)

このシューズの特徴としてまず挙げられるのが、ソールが非常に薄いという点。

そして、このシューズはジム専用として推奨されている。

つまり、普段履きやカジュアル用途ではなく、完全にトレーニング専用ということだ。

このシューズは「3-in-1シューズ」で、スクワット・ベンチ・デッドリフトすべてに対応している。

アウトソール(靴底)は完全にフラット。僕も見たけど、確かにつま先からかかとまで一切傾斜がない。

これは Max Barbell でも販売されている Sabo シューズとは違う。Sabo の方は少しヒール(かかと)に傾斜があるからね。

で、このシューズのアウトソールは Hyper V の素材を使っているんだけど、通常の Hyper V よりも薄くなっていて、厚さはわずか4ミリ。

さらに、ソールのパターン(溝)も改良されていて、より細かく、グリップ力を高めている。

Hyper V のソールって、ジム用インドアシューズの中では、最も摩擦力(kinetic friction)が高いと、ラボテストで証明されているんだ。

でも、この摩擦力っていうのは「荷重がかかった時」にしか発生しない。

だから、よくある“靴同士を押し当ててどれだけ滑らないか”みたいなテストは、あまり意味がない。

8:00〜9:14(アッパー素材・足のフィット感・サイズ感など)

アッパー(靴の上側)部分には、補強されたゴム素材が使われていて、横方向に圧力がかかっても形が崩れず、足のポジションをしっかりキープしてくれる。

前足部(つま先周辺)にはストレッチ性のある素材が使われていて、自然なつま先の屈伸運動を可能にしている。

かかと側(後足部)はコーデュラナイロンが使われていて、側面にテンションがかかっても生地が伸びないようになっている。

インソールの裏地には滑り止め加工がされた特殊な生地が使われていて、靴の中で足が動くのを防いでくれる。ちなみにこのモデルはインソールの取り外しは不可なんだけど、見た目からして取り外す必要もなさそう。

ダブルストラップ構造もあって、足の横ブレをしっかり抑えてくれる。

つま先(トゥボックス)は広めで、かかとはややタイトめな設計。

サイズ感について補足すると、Hyper V は通常「ハーフサイズ〜1サイズ下げて履く」のが基本。

今回僕に送られてきたサイズは A8/A2 で、僕が普段履いているのは A9 だから0.5サイズ小さい。

ただ、ジョセフいわく、彼自身も普段は9〜9.5だけど、8.5でちょうど良いらしい。

ということで、実際に履いてみてフィット感をチェックしてみるよ。

9:14〜10:08(性能の予想と他シューズとの比較)

で、僕の今の予想だけど

ベンチプレスでの使用感は、Hyper V と同等か、それ以上なんじゃないかと思ってる。

というのも、このシューズは Hyper V のブランドと、のコラボで作られてるからね。

だから、Hyper V の性能を引き継いでるとしたら、グリップ力やフィット感は文句ないはず。

逆にそうじゃなかったら、驚くレベルだよ。

ちなみに、以前「AVANCUS(アバンサス)」のレビューをしたときにも言ったけど、

あれは3-in-1シューズとしては現時点でベストだと思ってるんだ。

ただし、「3種目全部が高水準でまとまってる」ってだけで、

もし一つの種目に特化して選ぶなら、専用シューズの方が勝るとも言った。

たとえば、ベンチプレスならHyper Vの方がAVANCUSより上だと僕は思ってる。

スクワットは僕自身、"Ones"(ワンズ)っていう別のシューズを使っていて、

その理由は、足の安定感や接地感が自分に合っているから。

完全にフラットで、スリッパタイプのようなサポートの少ないミニマルな靴だと、スクワットのボトムポジションでの感覚が変わってしまうからなんだ。

10:08〜11:14(実際のテストへ:使用感のチェックポイントと移動)

ということで、このシューズを履いて、スクワット・ベンチ・デッドリフトの全部を実際に試してみるよ。

注目ポイントとしては

ベンチプレスでは、滑らないかどうか。グリップ力がちゃんとあるかを確認する。

スクワットでは、グリップと足のポジション感覚をチェック。

デッドリフトでは、足裏の感覚や床との接地感を見てみる。

うん、今のところ、デザインもシンプルで好印象。

僕は派手な見た目より、機能性とシンプルさ重視だからね。

あとは、使ってみての正直な感想をレビューしていくよ。

じゃあ、ジムで会おう!

11:14〜13:08(スクワット実演と使用後の比較レビュー)

はい、みんな。スクワットが終わったところ。

見てもらった通り、トップセットのスクワットと最初のバックダウン(補助セット)はIRONHOLD PROで実施した。

そして、2つ目のバックダウンセットは「Ones」でやったんだ。

そうしたのは、自分の中での比較を明確にするため。どっちがしっくりくるのか、感覚を確認したかったんだ。

じゃあまず、このシューズの全体的な使用感から話すね。

まず、めちゃくちゃ頑丈で安定感がある。

足がしっかりとシューズの中で固定されて、動いたりズレたりする感覚がない。

→ これは、シューレース(靴ひも)とダブルストラップの組み合わせのおかげ。

あと、これはスリッパではなくしっかりとした"シューズ"なので、サポート力もあるし、ラバー補強も効いててすごく良い。

そして、床にぴったり張り付いてる感覚もバッチリだった。

ちなみに「Ones」を履いているときも、滑る感覚は一切ないし、

スクワット中にポジションを失ったこともない。

ルーティング(足裏で床を捉える動き)もちゃんとできてる。

ただ、「PRO」の方も同様にすごく良かったし、

しかもハイバースクワット(バーを背中の高い位置に担ぐスクワット)でも腰に負担がかからなかった。

通常、フラットシューズでハイバーをやると腰にきやすいんだけど、それもなかったのは嬉しいポイント。

13:08〜15:02(スクワット:PROとOnesの比較レビュー)

だから、まとめると

フラットシューズでのスクワットが合っている人なら、この「PRO」でも全く問題ないと思う。

スリッパ、普通のシューズ、AVANCUSとか何を履いてても、「自分はフラットがしっくりくる」って人には、このシューズも絶対にフィットする。

ただ、僕個人としては、最終的に「Ones」の方がポジション的にしっくりくると感じた。

「PRO」でも腰の不快感はなかったんだけど、

「Ones」を履いた時の方が、より大腿四頭筋主導で押し切れる感覚”があるんだ。

つまり、腰に負荷が逃げずに、しっかり脚で押せる位置に体がはまりやすいってこと。

でも、これは完全に僕個人の感覚だからね。

ちなみに僕は「Ones」のインソールは外さずにそのまま使ってるんだ。

このインソールがあることで、ほんの少し床からの高さが出て、ポジション的にも安定しやすい。

それに対して「PRO」はより薄くて、床に近い感覚になる。

だから僕の場合、そのわずかな差がスクワットでの感覚に影響を与えてるってことなんだ。

でも繰り返すけど、これは「PRO」がダメって意味じゃなくて、

「僕にとっては『Ones』の方が合ってる」っていうだけ。

15:02〜16:31(ベンチプレス:PROとHyper Vの比較)

さて、次はベンチプレス。

今回も同じ流れで、まず「PRO」を履いて何セットかやって、

その後にオリジナルの Hyper V を履いて比較する。

で、正直に言うと

1セット目に「PRO」、2セット目に「Hyper V」を履いたんだけど、

すぐに「PRO」に戻したんだよね。3セット目と4セット目はまた「PRO」でやった。

理由は簡単で、「PRO」の方が圧倒的に良かったから。

その理由は大きく2つある:

1つ目はグリップ感。

グリップの強さ自体は「Hyper V」とほぼ同等に感じたけど、靴底の形状をよく見ると、「PRO」の方が溝(リッジ)の間隔が狭いんだ。

「Hyper V」の方は溝の間隔が少し広めになってる。この溝の密度の違いが、接地感やグリップの微妙な差につながってるんじゃないかと思う。

2つ目は“床との距離”。

「PRO」の方がよりフラットで、床に近い感覚なんだ。「Hyper V」のインソールは若干厚みがあるから、

完全に床に足が張り付いている感じではない。

実際、多くの人が「Hyper V」のインソールを無理やり剥がして使ってるくらいだからね。

一応、取り外し不可なんだけど、カッターなどで無理やり外してる人もいる。

でも、「PRO」は最初からインソールが薄くて、しかも固定されてるから、

無理にいじる必要もなく、最初から床を感じられる構造になってる。

16:31〜18:01(ベンチプレス:感触の詳細と結論)

で、僕が特に気に入ったのは、足裏の“床との一体感”。

この「PRO」では、つま先、特に母趾球(親指の付け根)にしっかり圧をかけられるし、踏み込んだときの感覚もダイレクトに床に伝わってくる。

一方で、Hyper V は(インソールが厚いぶん)ちょっと“浮いた感じ”がある。もちろん、それが好きって人もいる。実際、ヒールのある靴でベンチをする人もいて、そういう人は「高さがある方が踏みやすい」って言う。

でも僕は、できる限り足がフラットで、地面と一体化してるような感覚の方が好きなんだ。

正直、これが唯一 Hyper V に感じていた不満点だった。

AVANCUSも、たしかに Hyper V よりはフラットに作られてるけど、グリップ力に関しては、Hyper V の方が上だったから、結局ずっとHyper Vを使ってた。

でもこの「PRO」は、Hyper V 並みのグリップ力がありながら、AVANCUSよりもさらにフラットで地面に近い。

だから僕としては、ベンチプレスに関しては、完全にこのシューズで決まりって感じだね。「Hyper V」よりも優れてると感じたし、しかもそれは不思議じゃない。だって製造元は同じで、Hyper V のノウハウが使われてるんだから。

18:01〜19:04(デッドリフト:使用レビュー)

さて、今度はデッドリフトの番。

で、正直に言ってこの「PRO」を履いていても、僕が普段使ってる「Ones」とポジション的にほとんど違いを感じなかったんだ。これはかなり珍しい。

いつもなら、フラットでミニマルじゃないシューズで引くと、ポジションに微妙なズレを感じるんだけど、今回の「PRO」はそれが全くなかった。

これもやっぱり、床との一体感がしっかりあるからだと思う。

ベンチプレスのときと同じように、足裏の感覚、特に母趾球の圧とルーティング(床をつかむ感覚)がしっかりあった。

もちろん、「PRO」はちゃんとした“シューズ”だから、「Ones」のようなスリッパやベアフットシューズに比べると若干ごつくて重さもある。

でも、それは好みの問題だと思う。

もしあなたが「できるだけミニマルな靴で引きたい」っていうタイプなら、「Ones」の方が合う。

でも「ちゃんとしたシューズで、でも床も感じたい」って人には、「PRO」がすごくフィットすると思う。

19:04〜20:10(総評:3-in-1シューズとしての評価)

というわけで、全体を通してのレビューに入るけど

正直言って、めちゃくちゃ良かった。バイアス(偏見)なしで言うよ。

さっきも言った通り、僕はどこのブランドともスポンサー契約してないし、お金ももらってないから、ガチで中立の立場から話してる。

で、「3-in-1シューズとしてどっちが優れてるか?」って話になったら、正直、この「PRO」が一歩リードしてると思う。

理由は単純で、ベンチプレスでの性能が明らかに高いから。AVANCUSもベンチに関しては優れたシューズだし、「Hyper Vと比べなければトップレベルのグリップ力がある」とは思ってる。

でも、僕の中でHyper Vを超えたとは言えなかった。

それに対して「PRO」は、Hyper Vと同等か、それ以上。これもそのはずで、ONIとHyper Vのブランドが共同で作ってるから、製造工程も素材もまったく同じレベルなんだ。

で、実際にベンチで使ってみて、「これめっちゃいいわ」ってなった。

20:10〜21:08(スクワット・デッドリフトでの比較とおすすめ)

で、スクワットに関しては、正直「PRO」と「AVANCUS」で大きな差は感じなかった。

どっちも良いシューズだと思う。

ただ、デッドリフトに関しては、「PRO」の方がちょっとだけ上だと感じた。理由は、より床が近くに感じられること。

AVANCUSの最新モデルって、たしかに「以前よりもフラットになった」って言われてるけど、それでもやっぱり「PRO」の方が床との一体感が強い。

ただ、やっぱり一番大きいのはベンチプレスでの性能差。その差が、「3-in-1シューズとしてどちらが優れているか?」という問いの答えになる。

もちろんこれはあくまで僕の感覚。あと、僕はワイドデッドリフターじゃないから、このシューズが「ワイドデッドに合うかどうか」は断言できない。

もしワイドデッドでの使用感を知りたいなら、ワイド専用で引いている人が実際に試してレビューしてくれないと、本当のところは分からないと思う。

できれば、AVANCUSのスポンサーじゃない人にレビューしてほしいね(笑)そうすればバイアスなしの意見が聞けるし。

21:08〜22:29(総まとめ・感謝・今後に向けて)

とはいえ、AVANCUSも今でも人に勧められる良いシューズなのは間違いない。

ただ、もしあなたがもう少しお金を出してもいいと思ってるなら、

この「IronHold PRO」は間違いなく高品質で優れた選択肢になると思う。

実際に使ってみて感じたのは、「これといって不満点が見当たらない」ってこと。「ここを直してほしいな」とか「こうだったらもっと良かったのに」っていうのが全然なかった。

3種目全部に対応できるし、僕はスクワットだけ「Ones」にこだわり続けるとは思うけど、それはあくまで自分のポジションやスクワットスタイルに合ってるからであって、「PRO」が悪いって意味ではない。

というわけで、本当に良いシューズだったというのが結論。

最後に、ジョセフさんと Max Barbell に感謝したい。このシューズを送ってくれてありがとう。

発売されたら、みんなも Max Barbell のサイトでチェックしてみてね。

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